金魚は飼育が簡単なので初心者でも飼育できるペットとして人気があります。飼育が簡単でも、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
■エサを与えすぎない
金魚が一生懸命エサを食べる様子は、とても可愛らしく何度見ても飽きません。ただし、必要以上にエサを与えすぎると水が汚れて金魚の体調が悪くなってしまいます。一度に与えるエサの量は、エサを入れて5分程度で食べきれる量です。
金魚の大きさや飼っている数によって量が変わるので、最初は様子を見ながら少しずつエサを入れて金魚が食べきれる量を確認してください。買ってきたばかりの金魚は環境の変化でストレスを感じており、エサを食べても上手く消化できません。新しい環境に慣れるまでの1~2日間はエサを与えないようにしましょう。
■金魚の数と水槽のバランス
金魚を飼育するのによく使用されているのは、金魚鉢や水槽などの飼育用品です。金魚鉢や小さな水槽で金魚を飼う場合、たくさんの金魚を同じ水槽に入れると酸素が薄くなって金魚が弱ります。
1匹の金魚に対して水槽の水は10リットルを目安に水槽を選んであげると、金魚が快適に生活できます。金魚鉢で飼育する場合は、5cm以下の金魚を1匹か2匹に留めておいてください。水の量が多ければ多いほど金魚は生活しやすくなるので、金魚鉢とは別に大きめの水槽を用意することをおすすめします。
■水温の変化に注意
水槽を置いている部屋の温度が変化するとそれに伴って水温も変化します。金魚は水温がいきなり2~3℃変わっただけで弱ってしまうので、昼と夜の温度差が激しい冬場や気温が高い日が続く夏場は水温の変化に注意しながら飼育する必要があります。
水換えでも水温は変わるので、定期的な水換えや飼育セットを新しく取り替えるときは特に注意してください。
金魚を長く飼育するためには、こういった注意点に気をつけながら飼育しなければなりません。金魚を飼う前に飼育セットやエサなどの飼育用品を全て揃えて、金魚が快適に住める環境を作りましょう。