熱帯魚を飼育しようとお考えではないですか。熱帯魚には気をつけるべき病気がたくさんあります。
こちらで詳しくご紹介させていただきます。
白点病
体やヒレに白い斑点が現れる病気で、放置すると無数の斑点で体中が覆われてしまいます。すると熱帯魚は、この斑点を取ろうと壁や木、砂に強く体をこすりつけるようになります。ただしこの病気は、早期発見により防げます。気づいたその時点で水温を30度近くまで上昇させ、メチレンブルーやグリーンFなどの市販薬を投与して治療を行いましょう。
カラムナリス病
感染する場所によって「尾腐れ病」「口腐れ病」などと呼ばれます。ヒレや尻尾が溶けるように腐ったり、口唇部にカビのようなモノが現れる病気です。エラに感染すると、酸欠する恐れもありますので注意が必要です。感染力が強いため、症状のある魚を見つけたらすぐに隔離してください。フラン剤系の薬を使い治療を行いましょう。
こしょう病
名前のように、体にこしょうをふりかけたような付着物が現れます。白点病と似ていますが、よく見ると白点病よりは斑点が少し黄色っぽいです。なかなか気づきにくく、全身を覆うようになった頃に気づくケースが多いので、いかに早く気づけるかが重要となってきます。感染力が強いのですぐに隔離し、白点病と同じようにメチレンブルーやグリーンFなどの市販薬で治療を行いましょう。
エロモナス病
水質悪化やろ過の詰まりにより爆発的に発生した「エロモナス菌」と呼ばれる菌に感染して起こる病気です。体に出血したような赤い斑点や眼球が飛び出したような症状が現れます。この病気の場合は、とにかく早めの水換えが必要です。毎日水換えをして水質や環境の改善を図ってください。感染した熱帯魚には、グリーンFゴールドやパラザンDなどの薬で治療を行いましょう。
転覆病
さっきまで元気に泳いでいた熱帯魚が、急に仰向けや横向きになって泳ぎ出します。まるで魚が転覆したように見えることから名づけられました。詳しい原因はまだ解明されていませんが、餌の与え過ぎなどが原因で浮き袋の機能に障害が起こるのではないかと考えられています。しばらくは餌を与えず、0.5%ほどの塩浴をしながら様子を見てください。
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